ナラ枯れ状況報告 ページ 1/2
雑木林で急に木が枯れてませんか?
八王子市城山手の公園の展望台から眺めると、まだ8月なのに里山の一部が紅葉したように茶色くなっています。
近くで見ると、葉っぱが枯れ茶色くなった木だとわかります。
あちこちで、こんな木が急に目立ち始めました。これが「ナラ枯れ」です。
「ナラ枯れ」はコナラの木の病気
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという虫が媒介するナラ菌によりコナラなどが集団的に枯れてしまうものです。ナラ菌が感染した部分の細胞が死ぬと道管が目詰まりを起こし水を吸い上げられなくなり、この結果ナラの木は7月から8月に葉が茶色くなり枯れてしまいます。
八王子長房緑地のナラ枯れは1年で6倍に増加
309本に!!!
八王子長房緑地保全地域では、2020年8月に初めて被害を確認しました。その後、城山手親林の会では継続的に被害状況の確認、被害拡大抑制と危険の除去のための活動を行っています。1年間の被害状況の変化と活動内容をまとめましたのでご覧ください。