カタクリの開花状況と緑地入口の整備 3月22日
20日に予定されていたカタクリを観る会はカタクリの開花が遅れたため中止し、29日(土)に延期としました。
今回の活動は、カタクリを観る会と4月に行う里山へGO!のコースを歩き、会員も植物を観察することと、コースの気になるところの整備です。
まずは楡の木公演からカタクリ保護区に向かう通路に横道ができてしまっていたのを、横に積み上げてあった枝を移動し塞ぎました。
続いてササとトゲのある植物を刈りながら、通路カタクリ保護区域へ。
20日から天気も良くなり少し暖かくなったので、やっとカタクリが開花しました。
蕾をつけている株は多く、28日頃までは暖かい日が続くので一気に満開になりそうです。
斜面全体にカタクリの花が咲くのが楽しみです。
尾根道から裾野広場に入り、以前に移植した実生のコナラ苗木の定着状態を確認。しっかりと芽が生きており、根付いているのがわかり安心しました。アカマツの実生の芽も大きく育っておりこちらも成長が楽しみです。
ウグイスカグラ、シュンランの花と蕾の状態も確認。どちらも花が増えましたが蕾がまだまだあり来週には満開になりそうです。
竹林を抜けて植生保護区域へ、エビネも順調に芽が大きくなってきました。
サイハイランの葉、咲き始めたセントウソウとタチツボスミレを観察、
範囲が広がってきたニリンソウとイチリンソウの群生を確認しました。
その後、もみじ公演から緑地の階段へ向かう通路の整備をしました。
通路のすぐ横に積んであった枝を斜面沿いに片付け、伸びていたササを刈り、倒木と落枝を整理。
常緑樹の枝も剪定したので、通路が少し明るくなりました。
通路沿いに残ったアオキやササは、残すべき植物に注意しながらまた今度刈払いする予定です。
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