ナラ枯れ対策 7月23日
今日は暦で大暑。本当に暑い!!
暑さに負けずに活動しました。
緑地ではヤマユリが満開。自分の花の重さに耐えられず倒れている株が多く、かわいそうなので竹で支柱をつけましt。
コナラ、クヌギの実生が大きくなっているものは、周辺を草刈り。
カタクリ園はすっかり草が伸び、キツネノカミソリも咲き始めていました。
緑地に近い住民から「ナラ枯れとなった木が倒れて住宅に被害が出る恐れがあるので伐採してほしい」と、東京都に相談があったとのことで、実際の状況を多摩環境事務所に報告するための現地確認が今日の活動目的の一つです。。
対象の木は道路脇フェンス内の都有地にあり、道路を挟んで住宅が建ってます。
フェンス内で確認・作業をするためには、いったん尾根に上り、対象の木のところまで降りなければなりません。
尾根に登ったところで水分補給のため休憩。暑いです。
対象の木は、今年ナラ枯れになった木で、根本から分かれた2本の幹のうち1本の葉が全て枯れています。
(1本が全枯れの状態で、もう片方は今のところ葉は枯れていません)
枯れている枝はみんな道路側に伸びており、すぐに落ちそうな枝は今のところありませんが、来春には落枝が確実に始まると思われます。
それ以前にも台風等で落枝がある可能性もあり、道路上に落下すると大変危険です。
東京都にはできるだけ早く伐採するのが望ましいと報告するつもりです。
来春まで伐採されない場合も考慮し、私たちが実施できる対策として、カシナガが飛び出すのを抑制するためのラッピングを行いました。
ひと仕事終えて休憩。熱中症にならないよう、こまめな水分補給が必要です。
もう一つの活動目標は、ナラ枯れの木の根本に生えるカエンタケの除去。
今回は無理をせずに、カタクリ園から上がった区域の対象木を確認しました。
まずは目的の木に行くための通路の草刈りをします。トゲのある草とツル植物が茂っており大変でした。
続いてナラ枯れの木の根本周辺を草刈り。
今回は1本の木の根本にカエンタケが生えていたので、除去しました。
カエンタケは素手で触ると激しい炎症を起こし、誤って食べると命に関わることもあり大変危険です。
見つけても触ったりしないようにご注意ください。
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