ナラ枯れ調査 8月21日
今回もナラ枯れ被害状況の確認を行いました。
前回(8月7日)は、緑地の東南部区域の確認を行い、昨年8月の約6倍の本数に被害が拡大していました。
今回は、緑地の残りの区域(西北部)の確認ですが、前回よりも範囲が広く、昨年の本数もずっと多かったため心配です。
昨年被害にあった木にはナンバーと状況がわかるタグをつけてあるので、状況が今年変化したかを確認します。 タグがついていない木の被害は、一本ずつ地図に確認地点を落とし込んでいきます。
東京都の緑地で被害が広がっていますが、このような詳細な確認作業は大変な労力が必要です。私たちもいつまで同じレベルの活動ができるか…
昨年被害にあった木は、数年で完全に枯れ倒れると予測され、本来は被害拡大防止のために伐採して緑地区域外に搬出する必要があります。
そうは言っても、東京都全体の被害本数があまりに多いため、八王子長房緑地保全地域ついては東京都の伐採対応は未着手の状態です。
しかし、今回の活動で、昨年ナラ枯れとなった木が途中で折れ、枝が落ちる事例が多数確認されました。
遊歩道の上に太い枝が落下していましたが、すぐ横にタグを付けた木があり、見上げると枝が折れているのがわかりました。
先週まで雨が続いて緑地を歩けていませんでしたが、こんなに被害が出ていたとは!!!
今回もナラ枯れの木の根元にカエンタケが見つかりました。ご注意ください。
西北部の確認を今回で終わらせようと、暑い中がんばりました。
やっと予定区域の活動が終わりました。
今回の確認結果は現在まとめ中です。
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