里山へGO!を開催 10月16日
東京都の自然体験プログラム「里山へGO!」を八王子長房緑地保全地域で開催しました。
今回は中級者向けとして、親林の会が普段行っている緑地保全活動を知ってもらい、一部の作業を実際に体験してもらう内容でした。
実際の参加者は20名でしたが、申込は26名もあり、興味を持ってくださる方が多いのに驚きました。
自然観察ではカタクリのサビ病や希少種保護を説明し、開花している花や赤く色づいた実も観察していただきました。
ナラ枯れについては、現状を見ていただき、経年変化、落枝、カエンタケ、トラップ、ビニール巻き、実生育成について説明。
ちょうどカエンタケがあり、実際に見てもらうことができましたが、これは今まで見つけた中で最大のものでした。最後の班の方には、火バサミで除去して、廃棄用にビニール袋に入れ、次の発生を防ぐためカエンタケがあった根本をバーナーで焼くという一連の作業も見ていただきました。
その後、実際にビニールを巻く作業と、落枝の片付け、草刈りした草の片付けを体験していただきました。最後は班ごとにエビネを保護している囲いの周辺を草刈りし、綺麗になったところで記念撮影し、体験活動を終えました。
親林の会では春・秋の2回里山へGO!を行っています。今回活動した場所が春にはどのようになっているか、是非、次回も参加して確かめていただきたいと思います。
<10月22日追記>
東京都環境局の「里山へGO!」の活動レポートのページに、10月16日の八王子長房緑地での中級プログラムの様子が掲載されました。
活動レポート「多様な生きものが棲める里山をつくろう!ー中級者プログラムー【2022年10月16日実施/八王子長房緑地保全地域/
Twitterの活動レポートはこちら
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