緑地巡回 8月20日
8月の1週、2週は猛暑とお盆で活動休止したため、3週間ぶりの活動です。
今年度のナラ枯れ新規被害木の本数をカウントしながら緑地を巡回し状況を確認します。
今年ナラ枯れになった木は葉っぱが茶色く枯れています。チリチリになった葉っぱがわずかに残っているのは昨年にナラ枯れとなった木、葉っぱが全くなく枯れて枝が落ち始めているのが一昨年の被害木なので、頭上を見上げ葉っぱの状態を確認しながら歩きます。
これが今年の被害木です。
昨年の被害木にカシナガが飛び出すのを防ぐためシートを巻いてラッピングしましたが、実際に効果があったのか状態を確認しました。
カシナガが食い破って出たものか、小さな穴がところどころ開いてますが、昨年カシナガが入った時は木肌のいたるところに穴が開いていたので、比較するとある程度の抑止効果はあったようです。
一番大きな倒木は、今年の春に「里山へGO!」の体験プログラムで樹木名の札をつけたエリアにありました。
太い幹が折れていますが、枯れて倒れた訳ではなく、枝には葉が残った状態です。枝先が遊歩道を塞いでしまっています。
フェンス内なので一般の方の通行に影響はないため、9月に除去作業を行うことにしました。
2022年にナラ枯れになった木は49株でした。
一昨年から始まり、昨年はピークとなりトラップやラップなどの対策をしましたが、今年はその効果もあったのか、やっと峠を越したようです。
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