緑地保全(コナラの実生保護)と緑地の花 4月30日
城山手親林の会では、今年度からコナラとクヌギの実生を積極的に育てることで里山再生を図ることにしました。
八王子長房緑地保全地域では2020年からナラ枯れが発生しており、カシナガトラップ設置や飛散防止のためのラッピングなどの拡大防止策を実施してきましたが被害の拡大は止まっておらず、落枝や倒伏の危険がある木が多い区域では安全確保のため伐採を進めています。
しかし、現在の里山は伐採による樹木の更新のサイクルとはかけ離れた状況が続いたため、伐採後の雑木林が萌芽更新といった自然の力だけで回復することは期待できません。今年度は里山の再生に向け実生を育てるための取り組みを行います。
周囲の樹木の茂り具合や日照を考慮して実生の苗木を保護するスポットを選定することにしました。
ちょうどキンランやギンランが咲いている季節なので、ゆっくり観察しながら休憩。