カシナガ捕獲トラップ洗浄 7月31日
今日は緑地に仕掛けてあるカシナガ捕獲トラップの洗浄を行いました。
先週は草刈り作業に専念しトラップのメンテをしていません。カシナガの飛散する時期を過ぎ、今年のトラップの役割はそろそろ終わりですが、トラップは撤去しません。トラップの中に捕獲されたカシナガやフラスが残っていると腐敗臭がひどいので、全て洗浄することにしました。
トラップの中に溜まった葉っぱ、フラスや濁った水を掻き出して、ペットボトルから水を注いで洗浄していきます。
蒸し暑い中での作業であっという間に汗が吹き出します。
ナラ枯れのコナラの根元には、カエンタケがまだ発生しています。
昨年発生したナラ枯れが拡大するのを少しでも抑制できればと、親林の会ではカシナガ捕獲トラップを仕掛け、メンテナンスを行ってきました。今回で今年のトラップ関係の作業は一旦終わります。
大量のカシナガを捕獲し、飛散を多少は減少させることができたかと思いますが、残念ながら今年もかなりの被害拡大が見られます。
ナラ枯れで里山の木が枯れていくのをボランティアの活動だけで防ぐことはできません。枯れてしまった木を伐採し、緑地域外に搬出するのは東京都にお願いしておりますが、これだけ大量のナラ枯れが発生していると厳しいものがあります。
ナラ枯れ後の里山再生のためには、コナラ林の実生による更新に取り組んでいくことが必要です。
昨年のどんぐりから発芽したコナラが林床にびっしりと生えています。コナラ林の更新にこの苗を活用していきたいとを考えています。
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