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2020年11月

2020/11/22

11月21日定例活動

この日の作業も前回に続きツツジ山の南斜面の林床整備です。
ミーティングでは、チェーンソーの状況と、当日作業についての説明がありました。都から貸与されているチェーンソー3台は、不調のため環境公社に来週修理を依頼します。作業について、前回は倒木、枝、下草を集積する場所を作るための杭を現場で作成したが、今回は時短のため購入した杭を使うことになりました。
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作業場所は前回と続くツツジ山南斜面の山頂に近い場所とその一段下のエリアです。集積場所を決め、まず杭うちをします。
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1箇所目は、前回の広場の端にちょっと小さめの場所を作りました。付近に散乱していた倒木、落枝をまず集め、その上に下草を刈ったものと落ち葉を積み重ねます。落ち葉掻きに竹の熊手を使うと、ツタ類などの根ですぐにボロボロになってしまうため、今回から鉄の歯がついたアメリカンレーキを導入しました。しっかり根を切り地表を掻くことができますが、その分大変な重労働となりました。
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1箇所目はほぼ終了。同時進行で2箇所目が作られ、草刈りも進んでいます。
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この日は、合計3箇所の集積場所を作りました。ついでに?倒木を広場に並べ、休憩できるようにしました。
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2020/11/15

ナラ枯れ調査その2と緑地の植物

ナラ枯れの調査区域が半分残っていたので、11月14日に続きをやることになりました。それに先立ち、ナラ枯れの樹木にタグを付けた説明を緑地の入口看板に掲示しました。(11月13日)
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14日は、緑地の西部区域の調査を行いました。ナラ枯れの木の横にリンドウが咲いてました。
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ゴンズイの赤い実が目を引きます。
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2020/11/11

ナラ枯れ調査

本日、私たち親林の会が活動している八王子長房緑地保全地域のナラ枯れの状況を再調査しました。緑地のクヌギ、コナラの多くがナラ枯れに侵されており深刻な状態であることは、このブログでも9月1日に報告したとおりです。前回調査は8月27日に行いましたが、この時は樹冠の様子を見ながら枯れている場合にフラスを確認し、ナラ枯れと判定したものを地図にプロットする方法を取りました。今回は、ナラ枯れと判定した対象木に写真のようなタグを付け、来年以降に新たに発生したものと区別できるようにしました。タグは「2020年-No-直径-状態」を表してます。木の太さ、枯れている程度も記載したので、今後の変化も把握でき、危険な状態になったものの伐採を依頼するときの基礎資料にもなると思います。
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遊歩道沿いにもタグを付けた樹木が多く、先日保全活動を行い林床が明るく広々とした場所もほとんどの木にタグがつきました。樹木に釘でタグを打ち付けてますので、木が可哀想と思うかもしれませんが、すでに枯死することが避けられない木なのでご理解ください。
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前回の8月27日調査では発見できなかったナラ枯れの木が予想以上に増加しており、本日は調査を完了できませんでしたので、週末に残りを調査予定です。

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2020/11/08

11月7日定例活動

今回は、先週の臨時作業と同じツツジ山南斜面で作業を行いました。新しく始めた倒木・落枝、下草の集積方法を取り入れた林床整備です。
先週の作業に参加しなかった人もいるので、ミーティングで再度説明したうえで作業準備をしました。
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作業前の様子はこんな感じで、ササやアオキに混じってカシの幼木も生えおり、その中に倒木や落枝が隠れている状態でした。
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杭を打ち、まずは倒木や落枝を集めて積み重ね、次に下草刈りしたササなども重ねます。さらに落ち葉を掻き集めました。
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今回は新しく2箇所に集積しました。
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前回と合わせて、明るい林床が広がりました。
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10月31日臨時作業

17日の定例作業が雨で中止となり、緑地保全のための作業が遅れているため、臨時作業を行うことにしました。この日から、親林の会として、新しい林床管理の取り組みを開始します。これは、10月3日に都に派遣いただいた小河原先生のアドバイスと、24日に参加した里山へGO中級者コース(@南沢緑地)の体験を活かすものです。
まず、ミーティングで会長が新しい取り組みについて説明しました。
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作業場所は、ツツジ山に杉林から登ってきた遊歩道沿いの南斜面で、クヌギ、コナラの林で、萌芽更新の可能性がある若い木が残っている区域です。本来は、明るく気持ちの良い林なのですが、1年作業をしてないので下草も伸び、倒木や落枝が目立ちます。
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今回から、南沢で学んだ方法で倒木・落枝、刈った草などを集積する場所をあらかじめ作りました。
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倒木・落枝、刈り取った下草をここに集めていきます。
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下草刈りが終わった後、落ち葉も搔き集め ます。このとき、地表の白い菌が現れるまで強く、しっかりと掻く必要があるということを今回アドバイスいただきました。
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クサギ実がきれいでした。
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