緑地のナラ枯れ
最近緑地を歩いていて立ち枯れとなっているコナラの大木が何本かあり気になってました。あらためて数えてみると今日歩いた西区域だけで20本以上あり、ここのところの暑さのせいだけとも思えない状況です。
近くに行って根元をみるとおが屑のような粉が積もってます。幹にもボツボツと虫が喰った跡があります。
これは異常事態だと思いましたので、その場で東京都環境公社に電話したところ、同公社の巡視員の方からも報告があがっており、八王子市にある都の緑地保全地域の何か所かで同様の状態の木があるとのことでした。この状態はナラ枯れ病といい、すでに東京都の環境局にも伝えられ対応が検討されているとのことです。伐採するだけではなく虫が他の木に移らないように運び出す必要があるそうで、東京都としても簡単にはいかないようです。調べたところナラ枯れ病は、カシノナガキクイムシが樹木内にナラ菌を運びこむことで樹木が水を吸い上げられなくなり枯れてしまうものです。早急に処理されないと雑木林のコナラが全滅なんてことになったら大変です。とりあえず明日、緑地の残りの区域の状態を確認のうえ東京都の環境局、環境公社に連絡します。
この事態が無事収束できるよう対応を見守っていきたいと思います。
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