6月20日緑地巡回
親林の会もコロナ感染防止のため活動を自粛していましたが、6月19日の東京都の制限緩和を受け、6月20日(土)が令和2年度初活動日となりました。
ミーティングは密を避けて、お互いの距離を取って公園で行いました。体調に異常がないことを確認し、今日は緑地を巡回し今後の作業の優先順位を決めることになりました。
しばらく草刈りをしていない緑地は草が茂っています。川沿いのこの辺りは結構伸びてますね。
オカトラノオの花が咲き始めました。大きな群生のあちこちで白い花が揺れてます。
これはトリアシショウマだと思います。
2月に八王子市がいきなり広範囲の伐採と枝打ちを行い、緑地の環境が破壊された現場を確認しました。皆伐に近い乱暴な伐採が行われ、切り倒された後で積んであった樹木がクレーンで除去された区域は、太い幹で擦られ裸になった林床の土がむき出しになっています。深刻なダメージを受けたこの区域の自然をどのように回復していくか、東京都と相談しながら検討することになっていますが、相当長い期間かかると思われます。
緑地のあちこちでジャノグゲが可愛い花を咲かせています。(ヤブランと誤記していました。訂正します)
ひっそりとイチヤクソウが咲いてました。
この白い花はなんだ?よく葉を見るとナンテン。
ホタルブクロも咲いてます。
春に白くて可愛い花が咲いていたミツバウツギはこんな実をつけてます。
オオバノトンボソウの蕾が大きくなり、もう直ぐ咲いてトンボの姿になりそう。
緑地を端から端まで歩き、最後に陵東公園の池を確認しました。モリアオガエルの一番最後に産み付けられた卵はまだ池の上に張り出した枝についています。池にはザリガニやオタマジャクシ、どこから来たのかウグイまで泳いでました。池に注ぐ水路にはトンボのヤゴと大きくなったオタマジャクシの群れが泳いでいます。
公園指定管理者のフレンドパーク北西が7月4日に池をバキュームで掃除する予定だと聞いていましたが、この時期にそんなことをすれば、せっかく育ってきた生き物が全滅してしまいます。親林の会から中止するよう申し入れして了解してもらいました。
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