3月21日の活動は道路工事?
3月21日は今年度(令和元年度)最後の定例活動日。
この日は、私たちが活動している城山手の緑地(八王子長房緑地保全地域)の中央部(馬頭観音)と東部を結ぶ尾根の拡幅工事をすることになりました。この尾根道は、片側が多摩御陵との境界の金網、反対側の谷は切り立った谷となっており、幅が狭くて滑りやすいため、一般の方の通行はあまりお勧めできない作業用の通路という位置付けでした。ところが、ここ1〜2週、花の開花を確認するために何度か緑地を歩くたびに、散策するために城山手を訪れた一般の方が何人もこの道を通っているのに出会いました。そこで、早急に通行の安全を確保しなければということで今日の作業となりました。
ミーティングで作業について打ち合わせ。
作業前はやっと人一人が通れる狭い坂道で、坂の部分は滑りやすく危険でした。
左側は切り立った谷で、踏み外し滑落したら大変危険です。
作業区域を4つに分け、それぞれ担当を決めて作業を進めることにしました。
一番東の区域は通路の両側の草刈り、他の3区域は担当する人が工事内容を決めました。
東から一つ目の工事区域では、谷川に低くロープを張って踏み外しを防ぐとともに、フェンスの支柱を利用してロープに掴まって歩けるようにしました。2番目の真ん中の区域では、掴まって歩けるように山側に杭を打ってロープを張りました。3番目の馬頭観音に近い区域では山側の土を削り道幅を広くするとともに、削った土を土嚢に入れて敷き詰めることで傾斜を緩やかにして滑りにくくしました。
掴まって歩けるロープと足元の杭。
土嚢で歩きやすくなりました。
作業を終え、みんなで出来栄えを確認。
その後、緑地の花を見て今日の活動を完了しました。
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