11月17日活動報告
11月17日(土)の定例活動では緑地の東部区域で台風により折れた大きな樹木の処理を行いました。
前回の活動日には、緑地の西部(カタクリ山の近く)で作業をしましたが、そちらの木は高いところで折れて他の木と複雑に絡み合っているため、全てをボランティアで処理するのは難しいかと思われます。東京都に専門の業者に処理をお願いできないか検討いただいているので、この区域はその結果を待つこととしました。そういうわけで西部区域の通行制限は今しばらく続きますのでご理解くださいますようお願いします。
今回はチェーンソー隊が主力の危険な作業となるので念入りにミーティング。
緑地に登る階段にも倒木があり、跨いで通らないとならないので、その処理から開始しました。
この日のターゲットはこの木です。どこから手をつけるか考えます。
反対側から見るとこんな感じでした。遊歩道を完全に塞いでいるのがわかります。
まずは、木を支えていない地面に近い部分で浮いている枝を切っていくことにしました。
影響がなさそうに見えても切り取ると重心が変わって全体が動くことがあり、注意深く様子を見ながらの作業です。
下の方の枝を切り取る作業を進め、全体を支えている枝がわかってきました。
作業を再開。折れた部分が隣の木に架かっているのを揺すって外そうと試しました。ロープを皆んなで引っ張りましたがビクともしません。
その後も、バランスを見ながら下の方の枝を切って、ロープで引っ張って揺らす作業の繰り返し。徐々に支える枝が減り揺らすと大きく動くようになりました。最後は引っかかっていたところが外れて、うまい具合に遊歩道脇に倒れました。
倒れた木の幹と枝をあまり邪魔にならないくらいまで切って、遊歩道に散乱した枝も整理しました。
作業をした緑地の頂上部分にある希少植物を保護するため、囲いを作り看板をつけました。
作業が終わった遊歩道を陵東公園に向かって進むと、また倒木が遊歩道を塞いでいます。次回はこれを処理する予定です。
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