カタクリのサビ病対策
本日3月26日(土)は予定通りカタクリ観察会を実施しました。10:00の開場時には曇天のため花がまだ十分開いていませんでしたが、その後日差しによって徐々に花びらが反り返り、来場された多くの方に喜んでいただけました。
先日東京都環境局から城山手の緑地の貴重植物保護のためアドバイザーとして長池公園の内野先生を派遣いただいた際、カタクリにサビ病が発生しているとのご指摘をいただいておりました。
軽度のうちに対応が必要と考え、カタクリ観察会終了後に病変のある葉を除去する作業を行いましたが、思った以上の範囲にサビ病が広がっており、取り除いた葉っぱが大きなゴミ袋5個になってしまいました。
ひと通りサビ病に侵された葉っぱを取り除いた後、少しでも広がるのを防ごうと木酢液をカタクリ保護区の全域に散布しました。
これで多少はサビ病が広がるのを防ぐことができたかと思いますが、さらにアドバイスいただいた枯葉の除去を適時行うことで折角増えてきたカタクリを良い状態で保護できたらと思います。
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