3/30どんぐりを育てる
城山手の周辺の緑地は、コナラやクヌギを中心とした雑木林です。出羽山公園もコナラの林ですが、昨年はどんぐりが例年と比べたくさんできました。春になり、どんぐりから芽が出ているのを彼方此方で見かけます。
クヌギやコナラは、里山では萌芽更新(ほうがこうしん)といって、古くなった木を切り、その根元のいわゆるヒコバエを育てる方法で木を世代交代させますが、城山手の木はちょっと古くなりすぎて、木の勢いが弱り萌芽更新が難しくなっています。こういった場合、どんぐりから実生でそだてることにより、コナラを育てる方法が有効になります。
気持ちのいい里山を私たちの次の世代にも引き継ぐためには、今から何らかの手を打つ必要があると考え、八王子市公園アドプトの城山手親林の会は、とりあえず「どんぐりの苗床」を作ってみました。
どんぐりの苗を草花を植えるポットで暫く育ててから移植するのが普通ですが、いろいろ実験的にやってみたいと思います。皆さん温かく見守ってください。
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