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2007年5月

2007/05/20

エゴノキ

公園や緑地のエゴノキの花が咲きました。白いつぼみと花が実に清楚で、木も良い形をしており、好きな花ひとつなのですが、城山手に来るまではこの木の名前さえ知りませんでした。エゴノキの実はヤマガラの大好物です。今は、可愛らしいヤマガラがこの木に来ているのを見るのが大好きです。
Ⅰさんからいただいた写真を転載します。0

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2007/05/15

ウスバシロチョウ

城山手の蝶について、「親林の会」会員のYさんから写真と解説をいただきました。

ウスバシロチョウは原始的なアゲハチョウの仲間で、ウスバアゲハともいわれます。
このチョウの幼虫の食草はムラサキケマンですが、今頃の季節に母親である雌はムラサキケマンの近くの小石や枯葉に卵を生み付けます。卵はそのままの状態で翌年の春4月頃になってやっとふ化し、小さな幼虫は春に芽吹いたムラサキケマンを必死に探し求めます。幼虫は、ふ化から約1か月の間に大急ぎで成虫になり、交尾をして、雌は卵を産んで、その短い一生を終えるのです。
このチョウは長い長い氷河期を生き抜いてきており、その生態は、一年の大半が雪と氷に地面が覆われていた当時の気候を忍ばせるものです。
普通チョウが活発に飛べるのは気温が25,6度以上にならないとダメだといわれています。このチョウは、飛ぶ時はふわりふわりと実に緩慢な飛び方をします。氷河期のまま進化が止まり、緩慢な飛び方しかできないのでしょうか。でも驚かすとかなりのスピードで逃げます。現在日本では北海道、本州、四国に分布しています。
ウスバシロチョウ_1ウスバシロチョウ_2ウスバシロチョウ_3ムラサキケマン

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2007/05/07

ホオノキの花

城山手には朴の木(ホオノキ)がたくさんあります。ホオノキの葉っぱは夏祭りに城山手名物(?)牛肉朴葉焼きで使われますが、この季節きれいな大きな花を咲かせています。かなり高いところに咲くのでなかなか良く見るのが難しいのですが、親林の会のIさんが見事な花を写真にしてくださいました。
1_12_13


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キンラン

城山手のキンランが咲きました。皆に見て欲しいけれど、咲いている場所まで公開すると本当に残念なことですが、盗んだり、荒らしたりするとんでもない人がいるので・・・写真で見て楽しんでください。(城山手の住人の方にはメールをいただけばお教えします)
キンラン(撮影:Yさん)キンラン(撮影:Iさん)

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2007/05/01

エビネが咲きました

城山手の秘蔵のエビネが咲きました。白いのは珍しい種類だそうです。自生しているエビネはこれだけなので、大切に保護してきました。こういう花を盗む心無い人がおり、一昨年は咲いたその日に一株盗まれました。皆が楽しみにしているものを許せませんね。
そういえば、フジの花が盛りですが、城山手の陵東公園の見事だったフジは、何者かによって春先に根元から切られたために二度と見ることが出来なくなりました。
城山手の自然を守り、明るい街にするために、緑地や街中で人とであったら、「こんにちは!」と声をかけましょう。心にやましいところのある人は、そういうのを嫌がると思います。
P4300262_1

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